マッキーの薬剤師転職応援BLOG

ドイツ医学から医薬分業がすすめられた

2017年07月14日
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今は医学の進歩が著しいです。日本においても世界レベルの医療が受けられるようになっています。医療に関しては、薬を用いるものが多く、昔は手術などはそれほど多く行われていませんでした。では良い薬がたくさんあったかといえば、あまり質の良くない薬もあったとされます。

薬を提供するのは医師しかいませんでしたので、患者からすると医師を信用するしかありませんでした。外国の医学として中国やオランダからも導入されますが、まだ医薬分業はされていませんでした。その後、明治時代からはドイツから医学が入ってくるようになります。

今や一般的になっているカルテなどもドイツ医学からとされています。そしてドイツ医学が提供してくれたのが医薬分業になります。治療をするのは医師が専門的に行い、薬の処方をするのは薬の専門家がすべきとの見解が出てきます。

薬剤師が誕生した豆知識としてこの経緯があったとされています。実際には1889年に薬律が成立されたのが始まりとされています。ただ、実際には薬を専門的に販売する人が登場するのはもう少し前になります。医制において、医師は薬を自ら売ることを禁ずるとしていました。

そこで薬を専門的に売る人が登場し、それが薬剤師の始まりとされています。当時においても一定の試験が行われ、その試験に合格をすることで免状を受けていました。1974年に診療報酬改定が行われることにより、医薬分業が本格化するようになります。より薬剤師の必要性が高まったとされています。